在宅の雇用契約を締結させていただき7年目に入ります。
ぼくは個人事業主なので通常は「業務委託契約」が常なのでしょうが、
どうしたわけか、「雇用契約書」を交わしています。
そして、出社の義務もなく、時間と曜日にも縛られず、マイペースに業務に従事できます。
給与という捉え方をするならば、あまりにも金額が少な過ぎるので
やはり業務委託がしっくりくる契約内容です。
本来であれば、1社に勤務し定年まで勤め上げた方が、将来受け取ることの出来る厚生年金額が多くなるので望ましいのですが現時点では収入を得る手段がバラバラでもったいない状況です。
ぼくが完全に個人だけで進めている事業は以下の2つで、政府から発表されている「日本標準産業分類」に当てはめると以下のように分類されます。
1)フレンチトースト事業
大分類 M 宿泊業,飲食サービス業
中分類 77 持ち帰り・配達飲食サービス業
小分類 771 持ち帰り飲食サービス業
細分類 7711 持ち帰り飲食サービス業
2)ライター業
大分類 L 学術研究,専門・技術サービス業
中分類 73 広告業
小分類 731 広告業
細分類 7311 広告業
全く畑違いの事業を展開中であることがよく分かります。
では、WEB関連は一体どのような分類になるのでしょうか。
3)WEB制作業
大分類 G 情報通信業
中分類 39 情報サービス業
小分類 391 ソフトウェア業
細分類 3911 受託開発ソフトウェア業
意外な結果に。
WEB関連のデザインやコーディングは分類が見当たりませんでした。
そして、上記の通り、プログラム制作の方は細分類までカテゴリーが用意されていました。
そもそも、契約書の職種に当たる名称に「WEBデザイナー」とありますが
正式な分類上には存在しない職種なんですね。
さらに掘り下げると、どこまでが、デザイン領域で、どこからがプログラミング領域なのか明確な区別がつけ難い業務です。
僕の感覚だと以下のような線引きになります。
-------エンジニア--------
シェルベースでのサーバーの設定
ミドルウェアのインストール・チューニング
データベース設計
-------謎の領域-------
PHPなどのプログラム制作
HTML/CSS/Javascriptコーディング
-------デザイナー--------
画像ソフト上の絵コンテデザイン
うーん、やっぱりそうか。
6年以上もの間契約していたのは、まさに「謎の領域」での契約だったんですね。
この世間一般でいうところの「WEB制作」のギャラって安いですし
チョコット勉強すれば誰でも出来ちゃいます。
もっというと、勉強しなくても、専門知識がなくても
無料サービスを使えば誰だって手軽にウェブページは作れちゃう時代なんです。
法人化するなら、事業内容は
1)飲食サービス業
2)広告業
3)情報通信業
こうしなきゃですね。
そして、企業理念は、
◎ミッション「犬にも人権を」
◎ビジョン「一匹でも多く救う」
◎バリュー「売上の一部を保護犬団体へ」
なぜか結論はいつもワンコファースト。
だから在宅だけは譲れない条件なんですよね。